





福岡のガラス作家・前田彰子様をお招きして、手づくりグラスのmeetingをひらかせていただきました。
美味しいお酒をさらに豊かに楽しみ味わうために、素敵なグラスは欠かすことのできない基本中の基本です。
今の日本は便利な時代なので、機械を使って量産されたグラスが大半で、手づくりのグラスに出会うことは非常に希なことです。
しかし、ガラスの「輝き」「優しさ」「もろさ」「儚さ」「気高さ」…その魅力の神髄は、手づくりのものにこそ求めることができるものでしょう。
手づくりのお酒の魅力を伝えたいから、それを味わい楽しむうつわにも「手づくりならではの深い世界」を追求したい。という思いが自然と、近頃はとくに強く湧き上がってきているのを実感しています。
「これは素敵だなぁ」と感じたものの良さを他者へ伝えたいと想うとき、まづ自分自身がそのものに馴染むまで使ってみることにしています。すると、そのものの長所短所が見えてくる。自分との相性も見えてくる気がする。そして、その長所短所も含めた個性を活かしたそのものとの付き合い方にだんだんと気づかされてゆきます。
行ったり来たりしつつ、しかし「やっぱり心地いいなぁ」と思えたなら、それが一番。簡単なようだけどなかなか味わえない「好き」の極致なのでしょう。

